このプログラムはYPAM2021のプログラムで現在は終了しています。
「さ迷える愛・序破急」三部作
劇団態変
1995年、第1回TPAMの公演プログラムは2演目。そのひとつは劇団態変でした(もうひとつはオーストラリアのバンガラ・ダンス・シアター)。四半世紀を経て、YPAMとしての第1回開催にあたり、態変の最新三部作「さ迷える愛・序破急」を一挙上演します。
1970年代の非妥協的・非和解的な障碍者解放運動に思想的ルーツを持ち、重度身体障碍者の身体のフォルムをくっきりと見せるレオタードを衣装に唯一無二のフィジカルシアターを確立した劇団態変。2016年に相模原の障碍者施設で起きた大量殺人事件の衝撃のもとに態変が取り組む三部作のテーマは、これまでずっと自らに禁じてきた「愛」です。
翠晶の城 – さ迷える愛・序
劇団態変
経済で図る愛の実態 — 「さ迷える愛・序破急」三部作の「序」
箱庭弁当 – さ迷える愛・破
劇団態変
食を通し根源的な命に迫る — 「さ迷える愛・序破急」三部作の「破」
心と地 – さ迷える愛・急
劇団態変
破壊の手を宇宙にまで伸ばしていく人類の性(さが)を描く最終章 — 「さ迷える愛・序破急」三部作の「急」