会場
日時(UTC+9)
言語
翻訳
アクセシビリティ
- 聴覚サポート
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キャプション
- 車椅子サポート
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車椅子での入場・鑑賞多目的トイレ
[18:00〜 オープニング・レセプション]
第1回YPAMの開催にあたって、参加登録者のみなさまをお迎えします。会場は、ハイブリッドで実施される今年のYPAMエクスチェンジのリアル会場、BankART KAIKOです。1920年代に建てられた帝蚕倉庫を復元した、歴史の面影を残す建築もお楽しみください。
[19:00〜 基調講演(スピーカー:陳天璽)]
黒龍江省と湖南省で生まれ育ち、それぞれの事情で中国から台湾に移った陳福坡、陳詹佩筠夫妻は、台湾で出会い結婚した後、1950年代に横浜に移住しました。その経緯には日中戦争が深く関与しています。1972年の日中国交正常化にあたり中国、日本いずれかの国籍を選ぶことを求められ、二人はいずれの国籍も受け入れることができず、無国籍を選択。そのころ横浜で生まれた娘の陳天璽氏は、2003年に日本国籍を取得するまで、横浜中華街で無国籍者として生活しながら、アイデンティティについての思索と研究を深めていくことになります。
第1回YPAMの基調講演では、現在NPO「無国籍ネットワーク」を主宰する陳天璽氏を招き、横浜中華街の歴史、無国籍の概念、その文化的・政治的意味、その視点から見た国際交流の重要性と現状についてお話しいただきます。陳氏にとっても初めての試みである、通訳なしでの日本語、中国語、英語での講演となります。
陳氏にはまた、2022年のYPAMディレクションで初演予定のヤン・ジェン『Jasmine Town』のリサーチとクリエーションにコラボレーターとして参加していただきます。
陳天璽
早稲田大学国際教養学部教授、NPO法人無国籍ネットワーク代表理事。横浜中華街生まれ。国際関係に翻弄され生後間もなく無国籍となり、30年程無国籍者として生活。その経験から国籍、アイデンティティに注目し、華僑華人、世界のチャイナタウン、移民、難民、無国籍者についての研究や活動に従事。著書に『無国籍』『華人ディアスポラ』『パスポート学』『移民がやってきた』など。
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