このプログラムはYPAM2021のプログラムで現在は終了しています。

会場

〒231-0023 神奈川県横浜市中区山下町281

日時(UTC+9)

12.18(土) 19:00 - 1:30

言語
翻訳
アクセシビリティ
車椅子サポート
車椅子での入場・鑑賞
多目的トイレ

1995年、第1回TPAMの公演プログラムは2演目。そのひとつは劇団態変でした(もうひとつはオーストラリアのバンガラ・ダンス・シアター)。四半世紀を経て、YPAMとしての第1回開催にあたり、態変の最新三部作「さ迷える愛・序破急」を一挙上演します。

1970年代の非妥協的・非和解的な障碍者解放運動に思想的ルーツを持ち、重度身体障碍者の身体のフォルムをくっきりと見せるレオタードを衣装に唯一無二のフィジカルシアターを確立した劇団態変。2016年に相模原の障碍者施設で起きた大量殺人事件の衝撃のもとに態変が取り組む三部作のテーマは、これまでずっと自らに禁じてきた「愛」です。

2019年に初演され、TPAM2020でも紹介した第二作『箱庭弁当』は、クレズマー音楽のライブ演奏の中、捨てられた弁当の具が旅に出て様々な他者と出会うユーモラスなファンタジー。

ライブ配信も実施します。プロフェッショナル登録者はSwapcardで視聴可能。オーディエンス向け配信はZAIKOで実施します。

文化庁 大規模かつ質の高い文化芸術活動を核としたアートキャラバン事業「JAPAN LIVE YELL project」
JAPAN LIVE YELL project ワイドカナガワ
主催:公益社団法人日本芸能実演家団体協議会、神奈川県民ホール(公益財団法人神奈川芸術文化財団)、特定非営利活動法人国際舞台芸術交流センター
共催:横浜国際舞台芸術ミーティング2021実行委員会

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劇団態変
Photo by Hikaru Toda

劇団態変

日本で活躍した韓国古典芸能家・金紅珠の末娘として生まれ、3歳でポリオに罹患、全身麻痺の重度身障者となった金滿里が、十年間の施設生活、1970年代のラディカルな身障者解放運動への参加を経て、1983年に大阪で旗揚げ。「身体障碍者の障碍自体を表現力に転じ、未踏の美を創り出す」こと、「優生思想の価値観を、根底から転倒させるぐらいの身障者の身体表現」の創出を目指し、身障者自身が演出し演じる劇団として活動する。


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